大阪府臨床麻酔科医会 国民の健康と福祉の増進により一層寄与するために、専門資質の向上と診療業務の充実をはかります

第43回総会・秋季学術講演会

大阪臨床麻酔医会抄録

「運動器の痛み診療最前線2024
~腰痛になぜ硬膜外ブロックが有効なのか~」
ぱくペインクリニック 院長 朴基彦先生

腰痛を如何に診断し治療するか?この問題に頭を悩まされる先生方は多いのではないであろうか。通常は圧痛や、前屈や後屈での疼痛誘発の有無、パトリックテストやニュートンテストなどをおこない、椎間板性、椎間関節性、仙腸関節性、筋筋膜性、それぞれの腰痛を診断し、治療をおこなっているのが大多数の先生方のやり方ではないかと推察する。しかしなかなか、そのやり方だけではうまくいかないケースも多いのではないであろうか。私は臨床で多くの患者を診察するうちに、腰痛患者には比較的軽微な片側下肢筋力低下が合併しているケースが多いことに気づいた。そして、その筋力低下を手掛かりとして治療をおこなうと今までよりも治療がうまくいく場合が多いことが分かった。ここではそのやり方を簡単に紹介したい。また長年私を悩ませてきた腰椎変性辷症の腰下肢痛について、ある程度有効な治療方法を見い出すことが出来たので、超音波による動的評価と合わせて紹介する予定である。 
 

講演概要

「南西方面における海洋安全保障の現況について」
一等海上保安監
海上保安庁 海洋安全保障推進室 国際戦略本部 粟井 次雄 氏

1.世の中誤解だらけ
尖閣情勢については、国民の関心事にもかかわらず、正確な情報とそれを理解するための基本的な知識が十分に提供されているとは思われません。こうした場をお借りして少しでも理解を深めていただくことができればと考えてお受けした次第です。世の中には、「外国船が領海に入ってきたら『領海侵犯』で撃沈せよ、明らかな国際法違反に対して日本は弱腰で何をしている」などという勇ましいネットの書き込みが見られますが、これなど無知の最たるもので、そのようなことを正当化する「国際法」というものがあるのならばお伺いしたい。しかしながら、そのような啓蒙に努めない政府やマスコミにも責任があろうと思います。

海洋の秩序は1982年の「国連海洋法条約 (UNCLOS)」によって大枠が定められていて、外国船舶が領海内を航行することが無条件に国際法上の不法行為になるわけではありません。これが領空侵犯との違いであって、沿岸国の平和、安全、秩序を害しない限り、外国の領海内を通過することは「無害通航」といって直ちに違法ではありません。そもそも「領海侵犯」というのは法律や条約の言葉ではなく、社会用語にすぎません。ただし、尖閣で中国政府の船が徘徊して領海に侵入する行為は無害通航には当たらないので、国際法に反する行為であります。ただし、条約は軍艦や政府所属の船舶に対する実力行使を禁じていますから、条約遵守の立場から日本は強制排除措置を控えているという状況です。ただし、単なる船舶の航行秩序にとどまらない主権侵害行為に及んだ場合、例えば生命財産に危険を生じる行為や組織的な不法上陸などがあった場合は当然必要な措置を取ることになります。これが所謂「グレーゾーン事態」というもので、これは後から申し上げます。

このように、日本は条約の規定を厳格に守る姿勢で海上警備に臨んでいますが、国際条約というものは国内法のように厳密な理論で組み立てられたものではなく、違反に対して誰かが処罰するわけでもありません。過去の慣習を明文化したという性格の規定も多く、条約は自国の国益を優先する各国間の妥協の産物であって、解釈にあいまいさを残して自国に有利な解釈を行うというのは普通に行われていることです。これが国際法の限界で、理屈の正しい者よりも声の大きい者や力の強い者が勝つという面は否定できません。刑法などのように、普遍的正義があってそれを裁判所が担保し、違反に対しては処罰が行われるという理解は誤りであって、「力は正義」という考えがまかり通る世界です。昨今中国とその周辺国で起きていることを見れば理解できると思います。

2.東シナ海の現状
尖閣諸島というものは写真で見たことがあるだけで、どこにあるかもよくわからないという方がほとんどであると思います。これは国益に関する教育や周知啓発を怠った公の不作為責任と思いますが、まずは地理的状況を少し説明いたします。主島の魚釣島を中心とする尖閣諸島は、石垣島から北に90海里(170㎞)のところにあります。これは、早い船であれば4時間、遅い船だと10時間程度で、台湾からはほぼ同じ距離ですが、沖縄本島からだと一昼夜かかります。中国本土からはずっと遠いので、敵の動きを航空偵察や宇宙からの監視でしっかり見ておけば、後れを取ることはありません。情報優勢は大変重要であります。

ここを舞台に日中が24時間、すでに12年以上にらみ合いを続けているわけで、これは2012年の尖閣国有化以降の中国船の活動の状況です。しかし、尖閣諸島だけでなく、東シナ海全体が日中間の懸案であって、よく言われる「排他的経済水域(EEZ)」、これも国連海洋法条約に規定がありますが、日中間で合意が得られていません。日本は地理的中間線を主張していますが、中国は沖縄の近くまで自国の大陸棚が伸びているので、そこまで中国の権益が及ぶと主張しています。これは無茶な言い分で、理論では日本に正当性がありますが、条約では双方の合意により境界を定めることになっているので、画定は困難な状況です。この場合、漁業秩序はどのようになるかというと、日中間ではEEZの境界が確定できるまでは自国の漁船を自国の法令によってのみ管理する、つまりお互い自由勝手に操業するということになっています。こうなると漁獲能力の大きいほうが強いわけで、漁船の数も大きさも中国が圧倒的ですから、東シナ海の漁業は完全に中国の支配下にあるということです。もちろんこれはEEZ内でのことであって、領海内では我々が中国漁船の活動を完全に抑え込み排除しています。

東シナ海を中国の立場で見ると、琉球列島が海域を包囲して、太平洋へのアクセスを「通せんぼ」しているように見えます。これは中国にとっては大きなジレンマで、東シナ海における船舶の行動の自由のためには、尖閣が日本のものであっては目障りかつ不都合であって、特に「沖縄―宮古海峡」という、太平洋に出るためのチョークポイントに向かう航路の中間にある尖閣諸島を抑えることの戦略的価値は極めて高いといえます。中国は、南シナ海でやっているのと同じように、東シナ海から日本のプレゼンスを排除することで行動の自由を得ようと考えており、これは台湾有事とも関連すると考えられ、台湾有事の際に尖閣が無傷のままとは思われません。日本もそうした戦略的意味は十分にわかっていますから、尖閣を睨む石垣島、宮古島、与那国島などに情報施設や強力なミサイル部隊を配置しています。当庁も船と飛行機の最大勢力を南九州から沖縄に配置し、自衛隊も佐世保の水陸機動団をおいて日々奪還訓練を行っており、有事の部隊輸送能力の強化も進めています。政府の取り組みはあまり知られないところで可能な限り行われており、誰も守ってくれないところでは「自らの力こそが正義」ということであります。

3.尖閣諸島の概要と昨今の現状
尖閣諸島は1895年に日本が領土に編入してから今日に至るまで、一度も外国の支配が及んだことはなく、ここでは昭和初期まで人が居住して漁業や水産加工業をやっておりました。この写真は島を開拓した古賀商店の写真で、この石組みは今でも一部が残っています。魚釣島には、古賀商店の顕彰碑や海上保安庁が作った簡単なヘリポートがあり、灯台も建っています。中国は「尖閣諸島は国際法上も歴史的にも中国の領土」で、証拠はいくらでもあると主張していますが、根拠や歴史的事実を証拠として具体的に明らかにしたことはありません。1969年に中国の国家測量機関が作成した地図(中華人民共和国分省地図)は尖閣諸島を日本領としており、前文に毛沢東の署名までありますから、これひとつをとっても中国の言い分には全く根拠がないのですが、この不都合な地図は中国の主張のアキレス腱で、日本はこうした明白な証拠や歴史的事実をもっと世界に主張すべきと思います。この地図は、原田義昭元環境大臣が入手して国会で明らかにしたものですが、ここでは中国式の「釣魚島」ではなく「魚釣島」「北小島」「尖閣群島」という日本の名称が使われています。「尖閣」というのは、1900年に調査を行った沖縄師範の黒岩 恒が命名したもので、中国にこの言葉はありません。尖閣諸島は日清戦争で日本が台湾とともに盗んだものだという主張は後からのこじつけで、この地図を日本が入手したことを中国は大失態と考えているのではないかと思います。

灯台の設置と管理は国家主権を象徴する行為ですから、少し説明を加えると、この太陽電池の小さな灯台は、日本の政治団体が設置したものを国に移管して海上保安庁が管理しているものです。尖閣が今ほど緊張していなかった頃に建てられたものですが、いまやこの灯台は主権の象徴として極めて存在意義の大きいもので、建てた団体は国家的功労者であると思います。この灯台は国際的にも登録されて海図にも記載されていますが、中国は不都合な事実としてこれに言及することはありません。海上保安庁は定期的に上陸して保守点検を行っていますが、これを確実に維持することは我々の重要な責務であります。

4.政府の対処と課題
最後に、有事をにらんだ我が国の姿勢と課題について申し上げます。無害通航について冒頭にご説明しましたが、これは半ば平時の理論であって、国家の関与が疑われる大規模な漁船団の襲来や、武装集団による上陸といった主権侵害行為が行われた場合、それが武力攻撃事態に至らないものであれば、治安維持のため海上保安庁等が対処し、状況の推移から手に負えない状況になれば、警察力を補う形で海上自衛隊が実力行使に加わることになっています。これは「海上警備行動」として自衛隊法に明記されており、これが所謂「グレーゾーン事態対処」と言われる、我が国の対処の基本です。

しかしながら、「海上警備行動」において自衛隊は軍事組織ではなく、警察機関として行動しますから、「武器の使用」はできても防衛出動時のような「武力の行使」はできません。警察活動と防衛作戦は全く異なるもので、防衛では最終的に勝てばよいのですが、警察活動は(あさま山荘事件のように)少しでも死傷者が出たら失敗です。したがって、自衛隊といえども海上警備行動では手足を縛られたような活動しかできません。しかし、自衛隊が対処に加わることは先制軍事介入という口実を相手に与えかねない危険があり、海上警備行動の発令はハードルが高く運用も難しいと思われます。日本は、主権侵害行為の武力による排除を厳格かつ抑制的に考えているためこのような対処を取るのですが、そのような姿勢が相手に確実に伝わる保証はなく、むしろ逆手に取られて思うつぼにはまる危険があるのではないかと考えています。尖閣では、先に引き金を引いたほうが負けであります。

したがって、日本は敵を圧倒する防衛体制を整えつつ、海上警備行動の発令が必要になるような事態の発生を避けるよう最大限の努力を払う「圧倒と忍耐」を対処の基本とすべきであろうと思います。領海侵犯は国際法違反だから構わず撃て、などというのは愚策の最たるものであります。離島奪還能力は重要ですが、取られてから取り返すというのは戦略的には失敗で、絶対に取られないことを戦略の基本に据えなくてはなりません。主権を守るのは国民の力であり、無関心では戦えません。正しい知識を持ち、冷静な態度で現場を応援していただきたいと思います。

最後に、習近平は台湾対岸の福建省で15年間統一戦線工作に従事し「党の中で自分が最も台湾に詳しい」と発言しています。鄧小平や父である習仲勲が決めた主席の任期を撤廃し、台湾統一を政権公約としており、台湾統一を実現しなければ共産党の正統性が揺らぐ事態になります。このため、中国研究者の中では、2027年までに習近平は何らかの行動を起こすという認識が共通化しつつあるようで、私に何らかの予測ができるようなことではありませんが、アジアの安全保障は戦後最大の緊張状態にあることは間違いないと思います。
(講演骨子は拙著「The Silent Guardians」によっています。)

第9回 大阪府臨床麻酔科医会 Award 会長賞 奨励賞 報告

【第9回 大阪府臨床麻酔科医会 Award 会長賞 奨励賞 報告】
 
令和6年9月21日の第43回 総会・秋季学術講演会に於いて、下記の通り第9回大阪府臨床麻酔科医会Award会長賞・奨励賞受賞者を表彰いたしました。
 
      【会長賞】
          東邦大学医療センター大森病院
          麻酔科
          臨床教授 石川慎一先生
 
            論文:
            外傷性頚部症候群と脳脊髄液漏出症 診療の実際
            石川 慎一
            臨床整形外科 58(11) : 1325-1340, 2023
 
      【奨励賞】
          大阪医科薬科大学 麻酔科学教室 助教准 鳥井理那先生
 
            論文:
            鎮静下の椎間関節ブロックが有効であった若年性腰痛の 1例
            鳥井 理那, 間嶋 望, 中尾 謙太, 南 敏明
            日本ペインクリニック学会誌 31(1) 1-4, 2024
 
          関西医科大学附属病院 麻酔科 痛みセンター 嘱託医員 中村恵梨子先生
 
            論文:
            仰臥位での腸骨筋膜下前方アプローチを用いた超音波ガイド下 L4 神経根
            パルス高周波法の 1例
            中村恵梨子, 旭爪章統, 中村里依子, 緒方洪輔, 上林卓彦, 中本達夫
            日本ペインクリニック学会誌 31(8) 184-188, 2024
 
          大阪大学大学院医学研究系研究科
          生体統御医学講座 麻酔集中治療医学教室 医員 長田多賀子先生
 
            論文:
            下肢痛のない慢性軸性腰痛にスプリングガイドカテーテルによる経皮的硬膜
            外腔癒着剥離術が著効した 1例
            長田多賀子, 弓場智雄, 高橋亜矢子, 博多紗綾, 松田陽一
            日本ペインクリニック学会誌 30(11) 261-265, 2023
 
 

第19回神経ブロック手技シンポジウム

第19回 神経ブロック手技シンポジウム
謹啓 先生方におかれましては、ますます御健勝のことと心よりお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、第19回神経ブロック手技シンポジウムをハイブリッド形式 (Web参加+現地参加)にて開催いたします。
こ多忙の折とは存じますが、是非ともご参加賜りますようご案内申し上げます。
謹白
 

日 時 : 令和6年10月12日(土) 15時15分-18時40分 (15時開場)
会 場 : 新大阪丸ビル別館2階 (新大阪駅東口から徒歩2分) (現地参加)
〒533-0033大阪市東淀川区東中島1-18-22  TEL:06-6325-1302

会 費 : 1,000円 (現地参加は当日受付にて、Web参加は事前振込をお願いします。)
 
プログラム
<製品紹介> ネオビタカイン注 ビタカイン製薬株式会社
<開会の辞> ヤマトペインクリニック 院長 山上 裕章先生
 
<シンポジウム1> 「超音波ガイド下神経ブロック」
※講演形式のみで、エコーライブはございません。
  座長:奈良県立医科大学附属病院 ペインセンター  病院教授 渡邉 恵介先生
  演者:ふかざわ痛みのクリニック 院長 深澤 圭太先生
   「星状神経節ブロック 頚椎椎間関節ブロック 」
  演者:市立池田病院 麻酔科ペインクリニック 主任部長 植松 弘進先生
   「頚部神経根ブロック(パルス高周波法) 眼窩上神経ブロック(パルス高周波法)」
 
<シンポジウム2> 「X線透視下神経ブロック」
  座長:奈良県立医科大学附属病院 麻酔科 学内講師 藤原 亜紀先生
  演者:社会医療法人高清会高井病院 ペインクリニック外科 部長 橋爪 圭司先生
   「上顎神経ブロック、ガッセル神経節ブロック」
  演者:ヤマトペインクリニック 院長 山上 裕章先生
   「頚椎椎間関節ブロック、下顎神経ブロック 」
  演者:奈良県立医科大学附属病院 ペインセンター 病院教授 渡邉 恵介先生
   「頚部神経根パルス高周波法」
  演者:NTT 東日本関東病院 ペインクリニック科 安部 洋一郎先生
   「頚部椎間板摘出術(DART) 」
 
<閉会の辞> 社会医療法人高清会高井病院 ペインクリニック外科 部長 橋爪 圭司先生
 
※ 定員になり次第締め切ります。現地参加登録は下記事務局までFAXまたはMailで
「御所属・御芳名・連絡先 (メールアドレスもしくはFAX番号)」を記入の上、
WEB参加登録は、QRコードもしくはURLから事前登録にて、申し込みをお願いします。
【神経ブロック手技シンポジウム事務局】 FAX: 06-6231-7955
 E-mail: symposium@vitacain.co.jp

◆本講演は、日本医師会生涯教育制度認定講座です。【CC: 61 63 30 73 59 84】
 
共催 神経ブロック手技シンポジウム 大阪府臨床麻酔科医会 ビタカイン製薬株式会社

第43回秋季学術講演会のご案内

大阪府臨床麻酔科医会
第43回総会・秋季学術講演会のご案内
 
謹啓 先生におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、この度、時勢により共催企業が得られず、自主開催の運びとなりました。下記の要領にて第43回総会・秋季学術講演会を開催致します。ご多忙のところ誠に恐縮ではございますが、何卒ご出席賜りますようご案内申し上げます。
謹白
 
【 座学講習会 】
日時◆令和 6年 9月 21日 (土) 16:00〜19:00
会場◆ホテルグランヴィア大阪 孔雀 (20階)
                      〒530-0001 大阪市北区梅田3丁目1番1号
                       TEL 06-6345-2851  (JR大阪駅中央南口、徒歩1分)

参加費◆1,000円 (会員無料)
 
16:00〜16:40 第43回 大阪府臨床麻酔科医会総会
                     第9回 大阪府臨床麻酔科医会Award 表彰式  
※都合上、講演開始時間が遅れる可能性がございます。予め、ご了承ください。
 
第43回秋季学術講演会
【 学術講演Ⅰ 】 16:50~17:50
座長:松田クリニック 院長 松田 真弥先生
「 運動器の痛み診療最前線 2024 」
演者:ぱくペインクリニック 院長 朴 基彦先生
 
【 学術講演Ⅱ 】 18:00~19:00
座長:ももたろう痛みのクリニック 院長 高原 寛先生
「 海洋安全保障の現状と課題 」
演者:一等海上保安監
         海上保安庁 海洋安全保障推進室 国際戦略本部 粟井 次雄氏
 
 
◆本講演は、 1) ペインクリニック認定単位 ( 3単位/年間 ) が取得できます。
                     2) 日本医師会生涯教育制度認定講座です。 【 CC: 15 , 84 】
 
※Webによる聴講はございません。
駐車券のサービスはございません。
※講演会終了後に懇親会を実施いたします。 ( 会場: 桐A B )

 
主催 大阪府臨床麻酔科医会

第42回春季学術講演会のご案内

大阪府臨床麻酔科医会
第42回春季学術講演会のご案内
日 時◆ 令和 6年 2月 17日(土) 16:30〜19:00
会 場◆ TKP 御堂筋カンファレンスセンター ホール 6A (現地開催)
大阪市中央区淡路町 3–5–13 創建御堂筋ビル
参加費◆ 会員 無料 一般 1,000円
※ 都合上、講演開始時間が遅れる可能性がございます。 予め、ご了承ください 。
【会長挨拶】 16:30〜16:35
【学術講演Ⅰ】 16:40~17:40
座長 ふなおペインクリニック 院長 舟尾 友晴 先生
「肩痛の診断と治療」
大阪公立大学大学院医学研究科 整形外科学 講師 間中 智哉 先生


【製品関連情報提供】 17:45〜17:55 日本臓器製薬株式会社 学術部

【学術講演Ⅱ】 18:00~19:00
座長 ももたろう痛みのクリニック 院長 高原 寛 先生
「ペインクリニックにおける椎間板内治療」
医療法人社団関逓会 仙台ペインクリニック 院長 伊達 久 先生

◆本講演は、 1) ペインクリニック認定単位 (3単位/年間) が取得できます。
2) 日本医師会生涯教育制度認定講座です。【 CC: 61, 60 】
【 連絡事項 】

* 準備の都合上、お手数ですが QRコードあるいはFaxにて出欠連絡をお願い申し上げます。
* 車でお越しの先生方は、TKP御堂筋CC周辺の駐車場をご利用下さい。

* 講演会終了後に情報交換会を実施いたします。 (会場: 6C・6D 講演会場 同フロア)

共催 大阪府臨床麻酔科医会 / 日本臓器製薬株式会社

第 18 回神経ブロック手技シンポジウム

第 18 回神経ブロック手技シンポジウム
謹啓 先生方におかれましては、ますます御健勝のことと心よりお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、第18回神経ブロック手技シンポジウムをハイブリッド形式 (Web 参加+現地参加)にて開催いたします。
こ多忙の折とは存じますが、是非ともご参加賜りますようご案内申し上げます。
謹白
 

日 時 :令和5年10月7日(土)15時15分-18時15分(15時開場)
会 場 :新大阪丸ビル別館2階(新大阪駅東口から徒歩2分)(現地参加)
    〒533-0033大阪市東淀川区東中島1-18-22  TEL:06-6325-1302
会 費 :1,000円(現地参加は当日受付にて、Web参加は事前振込をお願いします。)
プログラム
<製品紹介> ネオビタカイン注
 ビタカイン製薬株式会社
<開会の辞> ヤマトペインクリニック 院長 山上 裕章 先生 

<シンポジウム1> 「超音波ガイド下神経ブロック」
                   ※講演形式のみで、エコーライブはごさいません。
  座長 奈良県立医科大学附属病院 ペインセンター  病院教授 渡邉 恵介 先生
  演者 ふかざわ痛みのクリニック 院長 深澤 圭太 先生
  「仙骨硬膜外ブロック・仙骨神経根ブロック・仙腸関節ブロック」
  演者 まえだ整形外科 院長 前田 学 先生
  「完全エコーガイド下腰部硬膜外ブロック」
 
<シンポジウム 2> 「 X 線透視下神経ブロック」
  座長 奈良県立医科大学附属病院 麻酔科 学内講師 藤原 亜紀 先生
  演者 奈良県立医科大学附属病院 ペインセンター 病院教授 渡邉 恵介 先生
  「腰部神経根ブロック(パルス高周波法)」
  演者 ヤマトペインクリニック 院長 山上 裕章 先生
  「椎骨洞神経ブロック,腰部椎間板造影・ブロック,デコンプレッサー/Dart」
  演者 社会医療法人高清会高井病院 麻酔科 ペインセンター
                      センター長 橋爪 圭司 先生
    「C8,T1 神経根ブロック(パルス高周波法)」
 
<閉会の辞>社会医療法人高清会高井病院 麻酔科 ペインセンター
                                            センター長 橋爪 圭司 先生
  ※ 定員になり次第締め切ります。現地参加登録は下記事務局まで FAX または Mail
     で「御所属・御芳名・連絡先 (メールアドレスもしくは FAX 番号)」を記入の上、
     WEB 参加登録は、裏面 QR コードもしくは URL から事前登 録にて、申し込みを
     お願いします。
 【神経ブロック手技シンポジウム事務局】 FAX: 06-6231-7955  
                                        E-mail: symposium@vitacain.co.jp
  ◆本講演は、日本医師会生涯教育制度認定講座です。【CC: 61 60 73 73 60】
 
共催 神経ブロック手技シンポジウム 大阪府臨床麻酔科医会 ビタカイン製薬株式会社
大阪府臨床麻酔科医会
第42回総会・秋季学術講演会のご案内
【Web講習会座学講習会】
日時◆令和 5年 9月 16日(土) 16:15〜19:00
会場◆ ハイブリッド形式
      ホテル日航大阪 7階「フォンタナ」
          大阪市中央区西心斎橋1-3-3  TEL06-6244-1111 
参加費◆ 1,000円 (会員及びWEB視聴は無料)
 
16:15〜16:45 第42回 大阪府臨床麻酔科医会総会
          第8回 大阪府臨床麻酔科医会Award 表彰式
         
  ※ 都合上、講演開始時間が遅れる可能性がございます。 予め、ご了承ください 。
 
第42回秋季学術講演会
   【学術講演Ⅰ】 16:45~17:45
   座長 曲渕ペインクリニック 院長 曲渕 達雄 先生
  「慢性疼痛の治療・京大での試み 〜患者安全への患者参加について〜」
  演者:京都大学医学部附属病院 医療安全管理部
       助教 加藤 果林 先生
 
   【製品関連情報提供】 17:45~18:00  「タリージェ錠」 第一三共株式会社
 
   【学術講演Ⅱ】 18:00~19:00
    座長 ももたろう痛みのクリニック 院長 高原 寛 先生
    「運動器疾患の神経障害性疼痛の治療戦略」
   演者:日本赤十字社 姫路赤十字病院
         麻酔科部長・(兼)ペインクリニック部長 石川 慎一 先生
 
 
 ◆本講演は、 1) ペインクリニック認定単位 (3単位/年間) が取得できます。
              2) 日本医師会生涯教育制度認定講座です。 【CC: 7 1単位 60 1単位】
 
 
共催  大阪府臨床麻酔科医会 /  第一三共株式会社

第41回春季学術講演会のご案内

大阪府臨床麻酔科医会
第41回春季学術講演会のご案内
日 時◆ 令和 5年 2月 18日(土) 16:30〜19:00
会 場◆ オービック御堂筋ビル 2階 大阪市中央区平野町 4-2-3
        ホール A+B ( ハイブリッド開催 )
参加費◆ 会員 無料   一般 1,000円
  ※ 都合上、講演開始時間が遅れる可能性がございます。 予め、ご了承ください 。
【会長挨拶】 16:30〜16:35
【学術講演Ⅰ】 16:40~17:40
   座長 ふじわら診療所 院長 藤原 俊介 先生
   「脊椎関節炎の最近の話題」
               関西医科大学病院 リウマチ・膠原病科  
                                    科長 病院教授 尾﨑 吉郎 先生
   
【製品関連情報提供】 17:45〜17:55  日本臓器製薬株式会社 学術部
 
【学術講演Ⅱ】 18:00~19:00
   座長 ももたろう痛みのクリニック 院長 高原 寛 先生
  「慢性疼痛の病態とリハビリテーション 〜疼痛感作から Post COVID-19 まで〜」  
          神戸学院大学 総合リハビリテーション科  
                      理学療法科 教授 松原 貴子 先生
 ◆本講演は、 1) ペインクリニック認定単位 (3単位/年間) が取得できます。
              2) 日本医師会生涯教育制度認定講座です。【 CC: 13・19・61・73 】
【 連絡事項 】
 
* 車でお越しの先生方は、オービック御堂筋ビル周辺の駐車場をご利用下さい。
* 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から情報交換会は実施いたしません。
* 行政機関の方針等により WEB 開催のみへの変更、延期または中止とさせていただく場合がございます。
 
 共催  大阪府臨床麻酔科医会 / 日本臓器製薬株式会社

第 17 回神経ブロック手技シンポジウム

第 17 回神経ブロック手技シンポジウム
謹啓 先生方におかれましては、ますます御健勝のことと心よりお喜び申し上げます。 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、第17回神経ブロック手技シンポジウムをハイブリッド形式 (Web 参加+現地参加)にて開催いたします。
こ多忙の折とは存じますが、是非ともご参加賜りますようご案内申し上げます。
 
謹白
 

 
 
日 時 :令和4年10月1日(土)15時15分―18時35分 (15時開場)
会 場 :新大阪丸ビル別館2階(新大阪駅東口から徒歩2分)(現地参加)
                   〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-18-22  TEL:06-6325-1302
会 費 : 1,000円 (現地参加は当日受付にて、Web参加は事前振込をお願いします。)
 
プログラム
 
<製品紹介> ネオビタカイン注  ビタカイン製薬株式会社
<開会の辞> ヤマトペインクリニック 院長 山上 裕章 先生
<シンポジウム 1>
「超音波ガイド下神経ブロック」 ※講演形式のみで、エコーライブはございません。
座長 中谷整形外科病院 麻酔科ペインクリニック 部長 森山 萬秀 先生
演者 ふかざわ痛みのクリニック  院長 深澤 圭太 先生
 「傍脊椎神経ブロック、頚胸椎経椎間孔的硬膜外注入」
演者 富士診療所 ペインクリニック科  波多野 貴彦 先生
 「膝の痛みを診る」
<シンポジウム 2> 「 X 線透視下神経ブロック」
座長 滋賀医科大学 ペインクリニック科  病院教授 福井 聖 先生
演者 社会医療法人高清会高井病院麻酔科ペインクリニックセンター
                                              センター長 橋爪 圭司 先生
 「経皮的硬膜外腔癒着剥離術」
演者 姫路赤十字病院 麻酔科  ペインクリニック部長 石川 慎一 先生
 「経皮的椎間板摘出術」
演者 ヤマトペインクリニック  院長 山上 裕章 先生
 「C2 神経根ブロック、頚部椎間板造影・ブロック」
演者 奈良県立医科大学附属病院 ペインセンター  病院教授 渡邉 恵介 先生
 「胸部交感神経節ブロック、腰部交感神経節ブロック」
<閉会の辞> 社会医療法人高清会高井病院麻酔科ペインクリニックセンター
                                              センター長 橋爪 圭司 先生
 
 
※ 当日、会場にクロークはございません。ご了承ください。
※ 定員になり次第締め切ります。現地参加登録は下記事務局まで FAX または Mail
   で「御所属・御芳名・連絡先 (メールアドレスもしくは FAX 番号)」を記入の上、
   WEB 参加登録は、裏面 QR コートドもしくは URL から事前登録にて、申し込みを
   お願いします。

【神経ブロック手技シンポジウム事務局】 FAX: 06-6231-7955
                                       E-mail: symposium@vitacain.co.jp                                    
◆本講演は、日本医師会生涯教育制度認定講座です。【CC: 59 60 61 62 63 73】
 
共催 神経ブロック手技シンポジウム 大阪府臨床麻酔科医会 ビタカイン製薬株式会社
 

大阪府臨床麻酔科医会 第41回総会・秋季学術講演会のご案内

【Web講習会】
日時◆令和 4年 9月 17日(土) 16:15〜19:00
会場◆ オンライン(Zoom)にて配信
参加費◆ WEB視聴 無料
 
 
16:15〜16:45  第41回 大阪府臨床麻酔科医会総会
         
※ 都合上、講演開始時間が遅れる可能性がございます。 予め、ご了承ください 。
 
第41回秋季学術講演会
  【学術講演Ⅰ】 16:45~17:45
   座長 はせクリニック 院長 長谷 一郎 先生
   「今考えたい日本の便秘診療~最近の新しい治療strategy~」
  演者:兵庫医科大学 内視鏡センター・消化器内科学講座 准教授 富田 寿彦 先生
 
  【製品関連情報提供】 17:45〜18:00  『エレンタール』 EAファーマ株式会社
 
   【学術講演Ⅱ】 18:00~19:00
    座長 えびす診療所 院長 久保田 泰弘 先生
    「手・前腕・肘の痛みと整形外科的アプローチ 」
   演者: JCHO大阪病院 副院長 兼 手外科・外傷センター長 島田 幸造 先生 
 
 ◆本講演は、 1) ペインクリニック認定単位 (3単位/年間) が取得できます。
              2) 日本医師会生涯教育制度認定講座です。 【CC: 53, 54, 61, 84 】 
 
共催  大阪府臨床麻酔科医会 /  EAファーマ株式会社